詩音組子

「伝統」を守りながら、新しい視点で世界を捉え直す。

組子細工は、飛鳥時代から受け継がれてきた日本伝統の木工技法です。釘や接着剤を使わず木片のみで美しい幾何学模様を作り出すには、高度な技術と職人の熟練が必要です。主に障子や欄間、ふすまなどの建具に使用されてきた組子は、現代社会で商業施設及び一般住宅の内装デザインにも多く採用されています。

東盛商事は、令和３年度の林野庁補助事業「輸出先国の規格・基準等に対応した技術開発」に携わり、伝統工芸である組子細工のキット化を実現し、量産体制を確立しました。現在、国内外のパートナー職人20名以上と連携することで、比類のない迅速な納期を目指しながら、デパート、ホテル、レストランなどの商業施設から家庭向けの内装、照明及びインテリア雑貨など、様々なニーズに応えた多数の開発及び納品実績があります。

Kumiko, a traditional Japanese craft dating back to the Asuka period, creates intricate geometric patterns using only wooden pieces, without nails or adhesives. Once used mainly in shoji screens and fusuma doors, it is now widely adopted in modern interiors.

Tosei joined a 2021 Forestry Agency project to develop Kumiko craft kits and establish mass production. Collaborating with over 20 craftsmen worldwide, the company ensures fast delivery and meets diverse needs in commercial spaces, home interiors, lighting, and interior accessories.